先日、患者さんの人数が少なくとても余裕のある準夜(16:30~1:00までの勤務)でした
ナースステーションに近い部屋に高齢女性の部屋があって、私がその部屋の受け持ちになりました
高齢の方は生活に介助が欲しかったり、入院して環境が変わると今自分がどこにいるのか何をされているのかわからなくなってしまう方もいます
最近は高齢っていっても90代の方がいることは珍しくなく介助もなく普通に生活している方が多いです
90代前半の患者さんとゆっくり話をさせていただきました
この患者さんは60代の息子夫婦と暮らしています
息子夫婦は仕事をしているため、この患者さんが家事を全部やっているそうです
食事・洗濯・掃除などなど全部だそうです
この患者さんは同じ病気で数回入院しています
退院して帰ると部屋の中はぐちゃぐちゃだそうです
息子夫婦が仕事を退職されたら家事をお願いするつもりみたいです
私にも90代の祖父がいるのですが、母と一緒に暮らしています
母が少し入院したときにいつもはしないちょっと手の込んだ料理をしたそうです
それにビックリしましたが毎食作るの大変といって途中で断念していました
その家事をすべてやっていると聞いて本当に驚きました
やはりそういう方は自立していてお元気です
入院していたので少し元気ではなかったですが。。。
その患者さんとお話を終えたときに
「あなたと会えてよかった。ありがとう。」って言ってくれたのです
私は患者さんの病状を確認してお話を聞いてビックリして尊敬しただけなのに
こんな言葉をいただけて看護師やっててよかったと思います
このお話で将来そういう言葉がかけられる人になりたいなと思いました
やはり患者さんとお話するのは勉強になります
お話するのが楽しいなとも感じた日でした
ではまた次回
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